金曜日のことだった。諏訪幼稚園で誕生日会が開かれた。誕生日会といえば、何かしらのサプライズがあるものだが、k今回のサプライズはなかなかの逸品だった。
園庭の体育館の真ん中に鎮座する、シュールでリアルな火山を玉入れゲーム。
「これ、桜島?」 「いや、ドリフのコントで見た気がする。」
参加者たちがざわざわしている。園児たちはというと、もうすっかり熱狂状態である。なぜなら、今日の玉入れのターゲットがこの火山だったのだ。
火山の玉入れゲームは親御さんたちの手作りで、まるで本当に噴火しそうな迫力がある。でも、実際に玉が入ったところで爆発するわけではない。(いや、本当にしなくてよかった。)
子どもたちは夢中で玉を投げた。先生たちも童心に返って応援する。
遊びは一瞬で終わるものだが、その裏にはたくさんの愛情が詰まっている。この火山を作るのに、ご家族の何人の手が関わったのだろうか?どれほどの話し合いと笑いがあったのだろうか?その温もりが、園児たちの楽しさを120%に引き上げていた。
諏訪幼稚園は、先生だけで成り立っているわけではない。親御さんがいて、子どもたちがいて、先生たちがいて、その三位一体の関係が、園の日常を形作っている。だからこそ、こうして驚きに満ちた誕生日会が生まれるのだ。
作成、ご提供、本当にありがとうございました。心から楽しませていただきました。そして、これからもこの素晴らしい三位一体の関係を大切にしていきたいと感じたました。
理事長のつぶやきでした