いよいよDay 2がやってきました。昨日の緊張が少しずつ解け、心の中に小さな風が吹くような感じがしています。早速、今日は岐阜市の教育委員会からの園の教育現場の視察がありました。お二人の方々が来てくださったのですが、元園長先生と、小学校の校長先生を務められていたという、まるで大海の船を操るかのような経験豊富なお二人です。そういえば、人生もまた、視察のようなものだなと思いました。大きな目で見ることができる人と小さな目で見なければならない人、いろいろな視点があって成り立っていますから。
「少人数だからこそ、考える時間をもっと与えることが大切だ」と、お二人が言っていました。確かに、少人数だと一人ひとりの心の声をしっかりと聴く時間が増える。その時間が、成長にとって本当に大事だということを改めて感じました。子どもたちが一言一言に込める意味、それを聞いているだけで、私は心が温かくなります。先生方もその心を受け止めて、日々のやり取りが本当に丁寧で行き届いているんだと実感しました。
「諏訪幼稚園は残ってもらわないとダメだ」という言葉が、どこか胸に響きました。そう、諏訪幼稚園はただの幼稚園ではないのです。周りには諏訪神社や百々が峯があって、トレッキングに来る訪問者も多い。そんな自然に囲まれた場所だからこそ、もっとアピールできることがたくさんあるはずだと、ちょっとしたアドバイスもいただきました。なるほど、確かにそうだ。考えてみれば、私たちの周りには気づかないうちに大きな可能性が広がっているんですね。
そして、元気な姿を見ていただいたおかげで、良い印象を持っていただいたようです。何よりも、日ごろの先生たちの努力に感謝です。彼女らが丁寧に子どもたちと向き合っているからこそ、こんな素敵な瞬間が生まれるんだと思います。
さて、私が具体的にできること、そして貢献できることを少しずつ考えながら、この視察を見ていました。経験豊富なお二人の先生と、若手のお二人の先生、そして保育担当の先生。どの方も落ち着いていて、丁寧で素晴らしい。この調和があってこそ、幼稚園が成り立っているんだなと、改めて感じました。
これからも、日々の小さな積み重ねが大きな成果につながることを信じて、一歩一歩進んでいきたいと思います。次回のブログも、どんな小さな出来事から何かを見つけていけるように、楽しみにしていてください。
理事長のつぶやきでした。