週末の3連休を利用して、グラウンドの大規模な整備を実施しました。初日は、朝から心地よい日差しが差し込み、少し早起きしたおかげで、空気がひんやりと感じられました。3連休をフル活用し、計画的かつ無理なく作業を進めることができました。実際、約10cmほど土を掘り起こしての大地を削る整備は、思っていたよりも重労働でしたが、不思議と疲れを感じることなく進められたのは、1日3度の着替えと汗拭きが功を奏したおかげだと思います。体調を整えながら、ひと汗かくたびに心も少しずつ整っていくような気がしました。
鳥のさえずりがまるでBGMのように耳に心地よく響き、自然と気持ちが落ち着いていきます。こうした小さな癒しが、実は何よりもありがたく感じられます。日の出から日の入りまで、3日間みっちりと作業を進めてきましたが、心地よい疲労感とともに、これからの進展を思い描く時間が増えてきました。掘り出し品はボタン一つ。記念に経験豊富な先生にプレゼントしました。よく掃除がされていた証です。
今日は、何故かドキドキしながら園児を迎えました。あの小さな手を親御さんとつないで歩いている姿を見ると、なぜか不思議な緊張感が湧き上がります。普段は無理に意識しているわけではないのですが、今日はその瞬間が特別に感じられました。子どもたちが新しく整備されたグラウンドをふわふわと走る姿は、まさに感動的でした。無邪気に、そして元気に走る姿を見ると、これからどんどん大きく育っていくんだな、と実感します。
それにしても、あのグラウンドが、やがてかつての名古屋球場のグランドのように完璧に整備される日が来るなんて、今はまだ信じられないかもしれません。しかし、少しずつ形になっていく過程を創り出して行けることができるというのは、また格別な喜びです。
きっと、このグラウンドが完成する頃には、子どもたちがより安全で安心して、より自由に遊べる場所になっていることでしょう。そんな未来を楽しみに、今日もまた少しずつ歩んでいこうと思います。
理事長のつぶやきでした。
— A Note from the New Kindergarten Manager
I woke up this morning to find the world outside transformed into a pristine winter wonderland. It felt as though someone had quietly unrolled a giant, pure white canvas overnight. The playground, now under a thick 20-centimeter blanket of snow, looked like something straight out of a child’s dream—a magical kingdom of snow.
At 7 a.m., I joined the teachers for some good old-fashioned snow shoveling. It had been years—perhaps decades—since I last wielded a snow shovel. While I was a bit rusty at first, I soon found my rhythm. Thankfully, my end-of-year golf practice paid off! Sure, I felt a touch of muscle soreness in places I didn’t expect, but my back held up just fine. Who knew perfecting my swing would one day double as snow-clearing prep? Life, you never cease to amaze me.
As we cleared the snow, a miniature Mount Fuji began to take shape, entirely by accident. The children, spotting our little snow sculpture, gleefully turned it into a makeshift “Fuji Station,” zipping down it on sleds and creating a scene so picturesque it felt like it had leapt from the pages of a storybook. Watching them play, I couldn’t help but marvel: This is winter.
Standing amidst Gifu’s snowy landscape, I began to understand why this place is often referred to as a “silver world.” The pristine whiteness blends seamlessly with the surrounding mountains, creating a breathtaking harmony that’s uniquely Gifu. Before long, snowmen appeared, built by tiny hands, and the playground became a lively hub of snowy adventures.
The beauty of this setting, with its mountains and sparkling snow, feels like something special—an experience not easily found elsewhere. As I sipped on a steaming cup of coffee afterward, I reflected on the warmth in my heart. There’s something indescribable about that feeling—perhaps it’s the quiet joy of moments like these.
I have no doubt that tomorrow will bring more snowy surprises and magical discoveries. Until then, stay warm and enjoy the small wonders of winter.
Signing off with a smile and a dusting of snow,
Your new manager ❄️
朝目を覚ますと、窓の外は一面の雪景色でした。まるで誰かが夜のうちに、静かに真っ白なキャンバスを広げたような、そんな感じです。グラウンドにも20cmはしっかりと積もっていて、まるで子どもたちの夢の中に登場するような、雪の王国が広がっていました。
朝7時から、先生たちと一緒に雪かきです。これがまた、何十年ぶりかの雪かきで、少しばかり戸惑いながらも、なんとか作業を始めました。そういえば、年末にゴルフのスイングを鍛えておいたおかげで、無駄に筋肉痛を感じながらも、腰への影響もなく、無事に雪かきが終わりました。あのスイングがこんな形で活きるなんて、人生って不思議ですね。
雪を集めるうちに、自然と小さな「富士山」ができあがりました。それを見て、子どもたちが楽しそうに「富士山駅停車!」と言って、そりで遊んでいる姿は、まるで絵本から飛び出したような美しい冬の風景です。ああ、これぞ冬だな、と心の中でしみじみ感じながら、ちょっとした誇らしさを感じていました。
そして、岐阜の雪景色が、銀の世界と呼ばれる理由がわかる気がします。この白い世界は、岐阜の山々にぴったりと調和しているんですね。やがて、いつの間にか雪だるまもできていて、子どもたちの遊びが雪の中でどんどん広がっていきました。
この幼稚園の近くに広がる山々、そしてこの美しい雪景色は、他ではなかなか見られないものです。この場所にいることが、どこか特別な意味を持つように感じます。今日もまた、心の中にひとしずくの温かさを感じながら、いっぱいの熱いコーヒーを飲み干す。あの、のどを通る感覚は、言葉ではうまく言い表せませんが、何か幸せな瞬間に包まれているような気持ちです。
明日もきっと、雪の中で素晴らしい発見が待っていることでしょう。
理事長のつぶやきでした。